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Channel: 相木悟の映画評
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『捜索者』 (1956)

アンチ西部劇ヒーローが突きつける、虚飾の終焉! ジョン・フォードとジョン・ウェインのコンビといえば、すぐさま連想されるのは、西部劇の名作群であろう。フロンティア・スピリットや豪快で勇壮な気質が刻まれた当ジャンルは、古き良きアメリカのイメージとして人々の心に定着している。...

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『リアリティのダンス』 (2013)

めくるめく、ちょっぴり優しいホドロフスキー・ワールドに陶酔せよ! 御年80才を越えたホドロフスキーの新作が観られる日がこようとは…。それだけで感無量なのだが、いまだ衰えぬパワーに終始圧倒された次第である。...

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『オールド・ボーイ』 (2013)

かの韓流バイオレンス・ミステリー、ハリウッド版を楽しむべし! 相も変わらず名作のリメイク企画が後を絶たず、皆それぞれ健闘をみせてはいるものの、どうしてもオリジナルのインパクトに敵わないのが現状である。本作もその例にもれないのだが、なかなかどうして上質な一本であった。...

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『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!/烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE』 (2014)

チームプレイで悪を討つ、型破りライダーの一成果! ●『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』 決して悪くはないが、奇しくも昨今の仮面ライダー劇場版の勢いのなさを象徴する一本であった。...

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『複製された男』 (2013)

観る者を惑わす不可思議ワールドを堪能せよ! 観ている間は、「?」の蓄積に脳はフル回転。観終わった直後に、ついもう一回観直したくなることうけあいの魅惑の一本であった。 本作は、『灼熱の魂』(10)で世界的な評価を得て、ハリウッド進出作『プリズナーズ』(13)でも高い完成度でファンを唸らせたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。ポルトガルのノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名小説の映画化だ。...

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『GODZILLA ゴジラ』 (2014)

神々しき新生ゴジラの咆哮を見届けよ! まさに夏休みの娯楽!色々と口を挟みたいこともあるが、ひとまず最強に面白い怪獣映画であった。...

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『ガンヘッド』 (1989)

カルトな光を放つ和製ロボット・アクション! ジャパニメーションのお家芸のひとつである巨大ロボット・ジャンル。『鉄人28号』、『マジンガーZ』、『ガンダム』と進化してきたその深い歴史は、まさに世界に誇る文化遺産といえよう。...

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『どですかでん』 (1970)

黒澤監督が解き放つ、極彩色の異世界群像劇! 映画が誕生して百云年。技術の進化により、その形態は数々の変節を遂げてきた。長いキャリアを誇る巨匠ともなれば、折々の革新にどう対応するかが問われよう。巨神、黒澤明もまた然り。...

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『るろうに剣心 京都大火編』 (2014)

疾風怒濤の剣劇活劇、満を持しての第2弾! 前作よりパワーアップしたアクション満載、全編かっ飛ばす快作ではあるのだが…。...

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『ホットロード』 (2014)

現代に甦りし、伝説の青春少女漫画ではあるのだが…?! 安定ヒットを狙った手堅いつくりではあれ、ちょっと物足りない一作であった。...

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『華麗なるギャツビー』 (1974)

成金男の哀しき人生に映し出される時代性! 幸せとは何か? 大金持ちになる?恋愛が成就する?やりたい仕事につく?はたまた夢を追っている過程?それとも平凡な日常? 答えの出ない問題を頭の中で巡回させた経験が誰しもあろう。そうしたテーマをズシンと胸に響かす傑作といえば、アメリカ文学史上、世紀の傑作と名高いF・スコット・フィッツジェラルド著の『グレート・ギャツビー』である。...

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『トランスフォーマー/ロストエイジ』 (2014)

問答無用、スーパーアトラクションを体感せよ! 165分(!)の上映時間、くまなくバカ騒ぎできる一大エンターテインメントではあった。というか、それだけであった。...

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『STAND BY ME ドラえもん』 (2014)

今の世にあらためて存在意義を問い直す、ドラえもんCG版! 『ドラえもん』とは何なのか?ふと立ち止まり、想いを馳せるのに優良な感動作であった。...

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『東京裁判』 (1983)

次世代に語り継ぐべき、入魂ドキュメンタリー! 人類史上、未曽有の暗黒録を刻んだ第二次世界大戦が終結して幾星霜。いまだに当大戦の影響が中国、韓国、アメリカといった関連諸国と我が国との外交でくすぶり、尾を引いているのはご存じの通り。にも関わらず、若者には当戦争についての知識が欠如しており、戦後教育についての問題が浮かび上がってきている。...

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『プロミスト・ランド』 (2012)

エネルギー問題であぶり出す、人生の決断! 丁寧につくられた、高品質な社会派ヒューマンドラマではあるのだが…。...

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『めぐり逢わせのお弁当』 (2013)

お弁当がつむぐ、インド産人情劇! お弁当文化の深遠さと、しっとりとした大人の恋愛劇を堪能できる好編であった。...

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『未来は今』 (1994)

珍奇なり、コーエン流ハートウォーミング・コメディー! 格差社会や就職難、高齢化問題と何かと世知辛い昨今。荒んだ心を癒してくれるのもまた映画特効薬の効能である。 中でも、時代を越えて愛される、小市民の幸福と善意を謳ったハートウォーミングなフランク・キャプラの映画群は、まさに人類の宝。そんなバファリン並のマスターピースであるキャプラ映画に我らがコーエン兄弟が挑んだのが、何を隠そう本作である。...

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『クライング・ゲーム』 (1992)

予測不能の妖艶サスペンス、至高の脚本術を堪能せよ! 川を渡りたがっている金づちのサソリが、カエルに背中に乗せてくれと頼んだ。 カエルは問う。「君を乗せたら、君は僕を刺すだろう?」 サソリは答える。「刺すもんか。僕が君を刺したら、両方ともおぼれてしまうじゃないか」 納得したカエルはサソリを背に乗せ、川を渡った。 ところが半分を渡ったところで、カエルは強烈な痛みを感じ、自分が刺されたことに気付く。...

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『喰女−クイメ−』 (2014)

人間の愚かさを説く、妖しき普遍ホラー! トリッキーに醸成された世界観に陶酔すべき作品であることは、重々理解できるのだが…。...

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『グレート・ビューティー/追憶のローマ』 (2013)

人生の意味を問いかける熟成ムービー! 観終わった後、沈思黙考してしまう味わい深い大人の映画であった。 本作は、カンヌ国際映画祭で評価をうけた『イル・ディーヴォ...

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