Quantcast
Channel: 相木悟の映画評
Browsing all 113 articles
Browse latest View live

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『ルパン三世』 (2014)

世界にうって出る、意欲溢れるジャパニメーション実写版! 国民的大泥棒がアニメから実写へ、既成概念を吹き飛ばす一大エンターテインメントとしてお目見えである。 数度のTVアニメ化を経て、人気を不動のものとし、今なお連綿と続く定番作となったモンキー・パンチの漫画『ルパン三世』。本作は、まさかの実写映画化である。(過去に『ルパン三世...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『TOKYO TRIBE』 (2014)

前代未聞のバトル・ラップ・ミュージックカルに驚嘆せよ! いやはや、ユニークな映画体験であった。ここまでやられたら、アッパレという他あるまい。 本作は、映画界で華々しく狂い咲く園子温監督作。今回は、ファッション誌で連載されていた井上三太のカルト漫画『TOKYO...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『NO ノー』 (2012)

広告合戦で民衆政治を問う社会派ムービー! 政治を伝えるメディア、受けとめる市民について、当たり前になった日常を改めて考えさせられる興味深い良品であった。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『死霊のはらわた』 (1981)

若き作家の情熱と血のりがほとばしる、スプラッター決定版! 今も昔も自主映画シーンにおいて、ホラー映画は隆盛を誇っている。現に劇中劇の自主映画といえば、皆、判を押したようにホラーを撮っている(笑)。 なぜか?...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『イン・ザ・ヒーロー』 (2014)

夢をおう、熱き男の生き様に感涙したいのは山々なのだが…?! ストーリーを聞いただけで胸が熱くなるも、色々とひっかかり、終始ノレず。実に惜しい一作であった。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『ある優しき殺人者の記録』 (2014)

日韓共同、ぶっ飛びPOVスリラー登場す! 国の違いも低予算も関係なく、アイディア次第で面白いものがつくれることを証明せし怪作であった。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『舞妓はレディ』 (2014)

京文化を照射する、はんなりミュージカル登場す! 周防作品のハイ・クオリティぶりを実感しはするのだが、いまいち心躍らない一作であった。 本作は、我が国が世界に誇るエンターテインメントの旗手、周防正行監督作。何やら監督が20年来、温めていた念願の企画なのだとか。その題材とはズバリ、『マイ・フェア・レディ』(64)の舞妓版。頂点を極めた『Shall we...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『るろうに剣心 伝説の最期編』 (2014)

テンションMAXで駆け抜ける、一大クライマックスに感嘆せよ! とにもかくにも造り手とキャストのほとばしる熱量に圧倒される力作であった。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 (2014)

痛快なり、ならず者スペース・アドベンチャー! 最新技術を駆使したスペースオペラであるのは間違いないものの、どこか昔懐かしいノスタルジックな娯楽作であった。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『猿の惑星:新世紀(ライジング)』 (2014)

示唆に富む、猿VS人間の哀しき戦争! SFエンタメでありながら、身につまされる優れた教訓映画であった。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『007は二度死ぬ』 (1967)

荒唐無稽モードの開祖たる異色の第5作! 毎度お馴染み、荒唐無稽なアクションを活写する“007シリーズ”。中でも「一番の珍品といえば?」というクエスチョンには皆、声を揃えて答えよう。 『007は二度死ぬ』(67)と。 という訳で本作は、ルイス・ギルバートが監督を務めたシリーズ第5作。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『柘榴坂の仇討』 (2014)

時代の荒波を乗り越える人の情! 誇り高き男の生き様を描いた直球の時代劇であった。ゆえに好感度は高いのだが…。 本作は、浅田次郎の短編集『五郎治殿御始末』に収められた同名小説の映画化。浅田原作、主演:中井貴一、音楽:久石譲とくれば、監督は滝田洋二郎かと思いきや、メガホンをとったのは『沈まぬ太陽』(09)の若松節朗監督だ。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『ジャージー・ボーイズ』 (2014)

名曲の裏にあるサクセス・ストーリーをしっとりと味わうべし! 古き良きクラシカルな味わいが心地良い、匠がみせる一級の良品であった。 本作は、ハリウッドの生き神様クリント・イーストウッド監督作。60年代以降、アメリカを席捲したポップ・グループ、“ザ・フォー・シーズンズ”の激動の半生をミュージカル化し、ブロードウェイでロングランを記録、トニー賞を受賞した同名作の映画版だ。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『ミリオンダラー・アーム』 (2014)

一球逆転、アメリカン・ドリームに胸を熱くせよ! 笑って泣けて、思わず拳をギュッと握りしめるディズニー印の花丸優良作であった。 本作は、ディズニーと組み、『オールド・ルーキー』(02)、『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』(06)と良質なスポーツものを手掛けてきたメイヘム・ピクチャーズ作品。埋もれた逸材が眠る大国インドに眼をつけ、メジャーリーガーの発掘を試みた男の実録映画だ。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『幻肢』 (2014)

ミステリー界の巨匠が仕掛けるラヴ・ミステリー! ミステリー映画の新境地を切り開かんとする意欲はかいたいのだが、少々物足りない一作であった。 本作は、“新本格”ミステリーの第一人者、島田荘司の同名小説の映画化。という訳ではなく、御大が映画用に書き下ろしたストーリーの映像化であり、もちろん御大の小説版も出版される、めずらしい連動プロジェクトである。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『荒野の千鳥足』 (1971)

人生訓を指し示すマッド・ムービー! 観終わった後は頭クラクラ、それこそ千鳥足になる怪作ながら、どこか襟を正してしまう珍品であった。 本作は、71年に製作された『ランボー』(82)のテッド・コッチェフ監督による米豪合作映画。カンヌ映画祭に出品され、驚愕の内容で旋風を巻き起こすも、なぜか日本では未公開。さらにオリジナルネガが紛失されるというアクシデントにより、長らく幻の作品となっていた。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『蜩ノ記』 (2014)

高潔なる本格時代劇のお目見えとなる筈が…?! 若者を集客する娯楽作から年配層好みの激渋作まで賑わいをみせている時代劇。そんな中、正統派はコレだ!と突きつける真打登場となる筈だったのだが…。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

『FRANK -フランク-』 (2014)

仮面が訴えるホロにがバンド・ムービー! 一見、奇抜なインパクトをうけるも、その実、直球に胸をえぐる青春映画であった。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』 (1985)

“無償の善意”を説く、恋愛指南編たる第35作! シリーズの定型のひとつである、寅さんがあろうことか同じマドンナに惚れた恋敵を応援する“ズッコケ恋愛指南編”。何を隠そう僕も、当パターンが大好きである。 結果的に自分の首を絞めるのが分かっていても、恋に悩むダメ男の背中を押す、そのアンビバレンスな哀愁が堪らない。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

『ふしぎな岬の物語』 (2014)

心を癒す、眩しき太陽の笑顔! 移りゆく時の流れと幸福の意味を考えさせられるハートフルなメルヘンものであった。...

View Article
Browsing all 113 articles
Browse latest View live